【知られざる歴史が残る台湾の離島】金門島の観光スポット紹介+アクセス方法

台湾

台湾の金門島を徹底解説<歴史・観光スポット+アクセス方法

どうも〜、台湾・台中の大学に正規留学中のSuikaです。

台湾の金門島と聞いてもパッとしないかもしれませんが、この島は台湾にとって歴史的に非常に重要な場所なのです。

とても静かでのどかな海と自然に囲まれており、可愛らしい街並みが広がる小さな台湾の離島。 必ず行く価値があります!!

金門島の歴史

名前の由来

金門島はもともと色々な名前で呼ばれていましたが、1388年に江夏侯の周德興が千戶所城を建築したのち、その姿が難攻不落のお城のように、海の扉を守ると形容されたことから「金門」と呼ばれるようになりました。

戦地の歴史

1949年国民党政府が台湾に移動して50年後あまり、金門島は中国との戦いの最前線となり数々の戦争を潜りぬけてきました。そして金門には多くの戦争時代の跡地や石碑が今でも残されています。

台湾本土からのアクセス方法

僕は台中在住なので、台中空港<国内線>を利用して金門島へ行きました。台中空港から金門島までは飛行機で約40分ほどのフライトです。ちなみに僕はユニエア航空<立榮航空>で往復15000円ほどでした。

台北・高雄の空港からも金門島への飛行機はでていますよ〜

*渡航の際はパスポート、在住者の方は居留証もお忘れなく!!マスクもね!

金門島の移動手段

金門に着いてからはバイクを借りるのがオススメです。道は基本的に複雑ではなく台北や台中で運転するよりかははるかに安全です!僕たちは空港を出て歩いて2分ほどの場所で借りました。

もちろん現地ではバスも運行していますが、利用したことがないので便利なのかはわかりません。

金門島観光スポット

今からご紹介する6つの観光スポットはすべて入場料無しで見学可能です!!

翟山坑道 Zhaishan Tunnel

戦争時代に船を停泊させていた場所。台湾の友人によると爆弾を使ったりして洞窟を掘ったらしいです。

外には敵の飛行機を打ち落すために使用された機関銃や戦車が残されています。また船の停泊場所の上からは綺麗な海を一望できます。

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古寧頭戰史館 Guningtou Battle Museum

こちらの博物館では中国との戦争の始まりから終わりまでの物語が描写されたいくつかの大きな絵を鑑賞することができます。また戦争時代に使われた多くの武器や資料も展示されています。

絵には少し過激なものが含まれていますが、それにより戦争当時に何が起きていたのか?現在の平和の生活がどれほど美しいのかをこの絵が僕たちに問いかけてきます。

博物館裏の浜辺には戦争当時に設置された敵船の上陸を防ぐためのアイテムが数多くそのまま残してあります。

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北山播音牆 Beishan Broadcasting Wall

名の通りこちらのコンクリート建物は48個のスピーカーがついた無人放送局。毎日25km離れた中国本土に向けて録音された有名台湾歌手のテレサテンさんが彼女の歌を背景に平和のプロパガンダが流されています。

金門島のあちらこちらで中国本土を見ることができますが、ここが一番近くで見れました。とてつもなく大きな中国国旗もここから確認できました。

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莒光光樓 Juguang Tower

こちらの建物が現在に至る金門の名前の由来。三階建ての伝統的な建築式になっています。建物内ではさまざな展示品、そして20分程度の金門島の歴史についての動画が見れるお部屋もありますよ!

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清金門鎮總兵署 Troops Heasquarters

清の時代の歴史情報がたくさん展示されています!!昔はどのような法律で犯罪者が裁かれていただとか、伝統服の裏に隠された秘密など教科書で習わなかったことが盛りだくさん!!

少し座って一息つくと台湾のふとした美しさが心を癒してくれます。

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金門民俗文化村 Shanhou Village

ここでは伝統的な可愛らしい古民家を見学することができ人気の写真スポットになっています。実は神戸出身の1人の日本人とこの集落に深い関わりが! B級グルメの牡蠣オムレツも食べれます!

もっとも完璧に保存された集落としても有名です。

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獅山砲陣地 Shishan Howiter Front

戦争時代に実際使われていた全長5mの大砲が見ものです。指定の時間に訪れると目の前で空砲を打つパフォーマンスが見られます。凄まじい空砲の音は僕たちにその当時の出来事を考えさせられます。

洞窟の先には他にも歴史情報を交えて戦争時代に大砲玉を保管していた場所、その他武器などが展示されています。

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まとめ・感想

少し街を出ると家畜や畑で、とても静かでのどかな自然風景が心を癒してくれます。またこの島の歴史に触れることで、色々考えさせられました。

中国大陸のすぐそばに浮かぶ金門島は戦争歴史の物語が眠る場所として今でも平和の大切さを訪れる観光客に教えてくれます。台湾の歴史について興味がある方、台湾が好きな方はぜひこの美しい離島を訪れてみてはいかがですか?

まだ実は紹介できていない金門おすすめの場所や特産品があるのでパート2も出します!!

台湾台湾観光スポット
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管理人

『Suika』の出身は大阪。1年間アメリカ留学していました。日本の大学中退後、台北の語学学校で半年のお勉強。台中で大学生をして現在はスゥエーデンに交換留学中。

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